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【自己PRを解説】未経験者が経理転職でアピールするべき2つの経験

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こんにちは!だーどんです(@don1105don)
30代、転職3回目のときに未経験から経理へ転職しました。

  • 未経験から経理を目指してるけど自己PRが分からない
  • 経理経験がないのに何をアピールすればいいの?
  • 経理に転職した人の自己PR作成方法を知りたい

30代未経験からの経理転職で一番悩んだのが自己PRです。
転職サイトによくある例を書くと、他者と似たり寄ったりになりますし、抽象的だとぼんやりして実務経験者より見劣りします。

未経験から経理への転職は書類選考が最大の難関です。
私も転職当時は何十社も書類選考で落ちました。
その度に「経理にはなれないのか…」と心が折れそうになりました。

書類選考が通過し始めたのは、経理を意識して自己PRを作成してからです。

この記事では経理未経験者が自己PRでアピールするべき2つの経験をお伝えします。
作成方法についても解説しますので、自己PRで悩んでる方は参考にしてみてください。

経理未経験者は2つの経験アピールする
  • 経理に関連するような数値を扱った経験
  • 経理が苦手とする「コミュ力」を活かした経験
だーどん

この2つをアピールしたことで30代からでも未経験で経理に転職することができましたよ。

この記事を書いた人
だーどん@30代未経験経理マン

【プロフィール】

  • 30代未経験から経理へ転職
  • 大企業の経理4年目
  • ブログ/Twitterで経理転職について発信
  • Twitter:フォロワー数約5,000人
  • 資格:簿記2級
    (Twitterはこちら@don1105don
目次

自己PRは経理を意識して書く

自己PRはなんでもいいわけではありません。
特に未経験から経理への転職の場合、必ず経理を意識しましょう。
早速結論からお伝えしますと、アピールするべき経験は以下の2つになります。

  • 経理に関連するような数値を扱った経験
  • 経理が苦手とする「コミュ力」を活かした経験

この2つの経験を書くことにより、以下のことを自然とアピールすることができます。

  • 数値を扱った経験⇨経理への適性・下地がある
  • コミュ力を活かした経験⇨経理にいない人材

経理適正がありながらも、経理に少ないコミュ力人材だと相手に認識させることがポイントです。

ではひとつずつ解説していきます。

経理に関連する数値を扱った経験

経理は日々数値を扱う業務をしています。

  • 仕訳の起票
  • 差異検証等のデータ分析
  • 請求書の処理

経理をやるからには上記などの業務に適性がなければなりません。

ただやったこともないのにどうやって示すのか?

そのためにまず、現職や前職で似たような数値を扱った経験をアピールし、【正確性】【分析力】など、経理適正があることを示すのです。

数値を扱った経験を例にあげると、

  • 営業の予算管理
  • 販売の売上管理
  • 工場の在庫管理
  • 事務のデータ入力

などが該当します。

この数値を扱う経験を通して、

数値を扱う経験⇨数値に強い⇨経理に適正がある

この流れを伝えることが大切です。

また自己PRでは書きませんが、簿記を持っていることでも経理適性があることを示すことができます。最低でも簿記3級、ベストは簿記2級を持ってることです。

資格欄には必ず書くようにしてください。

経理が苦手とする「コミュ力」を活かした経験

数値を扱った経験は経理に自分を寄せてますが、もうひとつアピールするべき経験はこの真逆の考えで、経理で働いている人があまり持っていない経験をアピールします。

それがコミュニケーション力です。

経理志望

「経理でコミュ力?」

と思われがちですが、経理は意外と社内社外等多くの方と関わる業務が多いのです。

例えば

  • 他部署への必要書類の依頼
  • 取引先や監査法人との連絡
  • 税制変更に伴うプロジェクト

こんな感じで常に社内社外とやりとりが発生します。
そして経理一筋の方、スペシャリストの方ほど、こういった業務が苦手です。

むしろ営業や販売などを経験してきた方のが圧倒的に得意なはずです。
そこを狙ってアピールしていきます。

ただし単に

「コミュニケーション力があります」

とだけ書いても抽象的過ぎて、相手に何が強みなのか伝わりません。
大事なのはコミュ力を具体的な言葉に変換させることです。

例えば【調整力】【関係構築力】等です。

  • 社内と調整し業務を円滑にこなした
  • 取引先と密に連絡をとり信頼関係を構築した

このように変換させたら、以下の流れで作成します。

調整力がある⇨社内社外と上手くやれる⇨業務の成果につながる

コミュ力を活かしたことが、最終的に成果につながるまで伝えることがポイントです。

「信頼関係を構築しました!」で終わると、
「それで?」と思われてアピールにつながりません。

必ず相手にその強みが経理にも活かせることまで伝えましょう。

コミュ力をアピールする真の理由

経理志望

経理でもコミュ力が必要なことは理解したけどそれだけでアピールする必要があるの?実際すでに誰かしらやっててポジション埋まってるでしょ?

と思った方はかなり鋭いです。
すでに部署内で日々コミュ力業務に奮闘している方がいます。
それが誰かというと、主に経理部長やその下の課長クラスです。
ここにコミュ力をアピールする真の狙いがあります。

経理部長や課長はやりたくて調整などの業務をしているわけではありません。
部署内に得意な人がいないため、任せたくても任せられないのです。

調整などの業務は意外と時間がかかります。
めちゃくちゃ忙しい経理部長はそこに時間を取られたくありません。

だーどん

自分の代わりにその辺りを上手くやってくれる人が喉から手が出るほど欲しいはずです。

もちろん求人を出しているすべての企業がそうではありません。
ただそもそも経理の即戦力を求めている企業に未経験者が応募しても受かる確率はかなり低いです。

面接官

「経理のスキルは入社してから身に付けてくれれば十分。それよりも周りと上手くやってくれる人が欲しい。」

こんな経理内にコミュ力人材が欲しい企業をピンポイントで狙いにいきます。

コミュ力を自己PRに記載することは、即戦力を求めてない企業を自然と絞れることに繋がります。

書類通過した場合、その企業からはすでに評価されているため面接の通過率も上がります。

実際私の場合、面接では人柄や話し方等コミュニケーション力を評価されて内定をいただきました。
未経験者から経理を目指すならコミュ力をアピールして損なことはないですよ。

自己PRの作成方法

ではここからは実際に自己PRをどう作成するかをお伝えいたします。

アピールするべき経験を抽出する3つの手順

自己PRを作るときは頭の中でいくら考えても進みません。
とりあえずはメモ用紙に何も考えずに以下の3つの手順で進めてみてください。

経験抽出の3つの手順
  1. 箇条書きでひたすら経験してきたこと書き出す
  2. 書き出した中で「数値を扱う経験」と「コミュ力を活かした経験」を抜き出す
  3. さらにその中で「工夫⇨成果」を出した経験をそれぞれ抽出する

この流れでまずはアピールするべき経験を抽出しましょう。
アピールするべき経験が抽出できたら、いよいよ自己PR作成に移ります。

自己PRを作成するときに意識する5つのポイント

自己PRを作成するときのポイントは以下の5つを意識します。

自己PR作成で意識する5つのポイント
  1. 強み⇨具体例⇨成果の順で書く
  2. 具体例はエピソードで伝える
  3. 問題・困難に対する、改善・工夫したことを書く
  4. 成果などはできる限り数値で表現する
  5. 箇条書きを取り入れるなど見やすさを意識する

数値とエピソードを入れることで、経理の人でもイメージしやすく内容もスッと入ってきます。

5つのポイントを意識した例文はこのような感じです。

自己PR例文

【正確性と課題分析力】
 現職の事務職では、伝票精算のチェック、売上管理などのデータ入力業務をしております。この業務は1つの入力ミスが会社の不利益に繋がるため正確性が求められます。しかし現場から上がってくる数値にはミスが多く、そこで以下の2つのことを実践してきました。
①独自にチェックリストを作成しミスを視覚化
②ミスがなぜ起きたかを分析し再発防止のために現場に改善を働きかけた
この結果、1ヶ月に〇〇件近くあったミスを〇件まで減らすことができました。
経理はより正確性が求められると考えておりますので、この視点を常に持ちミスなく業務に取り組んでいきたいです。

自己PRの最後には経理になりたい意思を書く

自己PRで2つの経験をアピールした最後には、必ずこの経験を活かして未経験から経理になりたい意思を書きましょう。

未経験からの経理への転職が厳しいことは重々承知しております。ただ、今まで経験してきた上記の○○や○○の強みは、経理に通じる部分も多いかと考えております。まずは経理の基礎を徹底的に学び、将来的には○○面から貢献できる人材になりたいと思っております。

大事なポイントは、

自己の成長=御社に貢献

を伝えることです。

未経験者の場合、案外自己成長までしか伝えてない方が多いです。
未経験者を採用することは会社側にとってはかなりリスクがあります。
それでも採用してくれるところは、「将来的に活躍してくれる」「貢献してくれる期待がある」からです。

自分だけでなく、未経験者を採用する会社の視点も考えて作成してみましょう。

だーどん

転職エージェントにもこの部分はかなり指摘されました。未経験者も会社に貢献する意識を持つのが大切です。

完成したら転職エージェントに添削を依頼する

自己PRは一度作成しただけでは完成しません。
なぜなら自分だけではこれでいいのか判断できないからです。
そして見せる相手は誰でもいいのかというとそれも違います。

自己PRの添削は、転職のプロである転職エージェントに頼むのが一番効果的です。
転職に詳しい人なんて周りにそうはいないですからね。

すでに登録している人は担当のエージェントに頼めば基本的にすぐ添削してくれます。
できればひとりではなく最低でも2人のエージェントに見せるのが効果的です。

そのためにも転職エージェントは最低2つの複数利用をおすすめしてます。

提出もメールで気軽に依頼できるので簡単ですよ。
必ず添削を依頼して、自己PRに磨きをかけていきましょう。

添削を含めた転職エージェントの活用方法はこちらにまとめてます。

強みが分からない方も転職エージェントを利用する

経理志望

そもそも自分の強みが分からないから筆が進まない。。。

そんな方もまずは転職エージェントを頼りましょう。

転職エージェントは登録後、担当と面談があります。
そのときに今までの経歴や転職理由などについて詳しく話すのですが、それとは別に話し方や印象など、第三者の視点で求人者を見ています。

面談後には、その視点から強みや評価をしてくれます。
事前にお願いしたり、終了後に依頼すれば必ず教えてくれますよ。

実際に私が転職エージェントとの面談後にいただいたメール内容はこちらです。

強み
・目標達成意欲
・課題分析力
・行動力
・向上心/向学心
・信頼関係の構築力
本日お会いして、人当たりの良さを存分に感じることが出来ました。
営業で、販売員さんと信頼関係を築いていらっしゃったのも納得です。
受け身でなく自分からコミュニケーションを取られ、また穏やかで安心感のある対応をされると感じました。
また、目標達成や在庫削減といった目標も達成していらっしゃいますが、そのために、しっかり過去データや現状を分析して把握し、何をすべきかを考え特定し、それをしっかり実行に移すことが出来る。
実行する際は必要に応じて周りを巻き込み協力を得ながら進めていらっしゃるので、素晴らしいと思います。
現職で経理に移りたいと思われた際も、待っているだけではなく、仕事と併行して簿記を取るといった努力の出来る方で、向上心も伺えました。
今後も、経理として現場や経営陣など社内のあらゆる部署と関係性を築きながら、数字を分析して課題を特定していくことのできる方と感じました。

このように客観的な視点で、自分には気づかない強みを知れたり自信がなかったことに確信が持てますよ

もちろんそのまま自己PRに利用することも可能です。
強みを知るにはひとりで悩むよりも、転職エージェントに相談しましょう。

まとめ:経理になるために自己PRに磨きをかけましょう

今回は経理未経験者の自己PRについてお伝えしてきました。

アピールするべきはこの2つの経験です。

経理未経験者は2つの経験アピールする
  • 経理に関連するような数値を扱った経験
  • 経理が苦手とする「コミュ力」を活かした経験

自己PRは書類選考でも一番重要な部分です。
ここを適当に作成すると、書類選考を通過することはかなり難しくなります。

最大の難関である書類選考を通過しない限り、未経験から経理になるチャンスは巡ってきません。

自己PRは一度作成して終わりにするのではなく、何度も見直して磨きをかけてください。

そして未経験から経理になりましょう!

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