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【未経験から経理を目指す】簿記2級は実務で役に立つのか

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こんにちは!だーどんです(@don1105don)
30代、転職3回目のときに未経験から経理へ転職しました。

経理志望

簿記2級を取得したけど、実際簿記って実務で役に立つの?

と思っている方も多いはず。


簿記2級が実務に活かせるのか?役に立つのか?


経理3年目で実際体験した私の経験を交えながら感じたことをお話しします。

本記事の内容

  • 簿記2級=経理実務ができるわけではない
  • 経理になれた後、しばらくして効力を発揮する
  • この記事の執筆者
だーどん(@don1105don)

では解説していきます。

目次

簿記2級=経理実務ができるわけではない


まず結論から言いますと、

経理になってすぐに簿記2級が活かせるかというとほぼ皆無です。

貸借の概念くらいは知らないよりはマシなレベルです。

私も簿記2級を苦労して取得した分、なんだかんだ経理実務もできるだろうと思って入社しました。


だーどん

未経験でも役に立つだろう!

いざ入社して実務を習うと???が100個くらい浮かびました。

「えっあれ?こんなの簿記で習ったっけ?」と頭の中を駆け巡りました。

簿記の知識を頼りにしていた分、ショックはかなり大きかったです。

実務と資格にはかなりのギャップがあったのです。

衝撃受けたことを下記のような点です。

  • 見たこともない勘定科目が山ほどある
  • 仕訳を切ろうにも会計システムの操作が分からない
  • 差異の検証方法が意味不明
  • Excelこんなに使うのか…
  • 消費税ってひとつじゃないの?

など、これは一部の例に過ぎません。

なぜ簿記資格より実務経験が重視されてるのか。

経理になってみて初めて気づかされました。

経理になれた後、しばらくして効果を発揮する

経理志望

なんだ簿記2級って役に立たないんだな・・・

とここまで読んで思ったかもしれませんが、

ポイントは「すぐには」役に立たないことです。

速効性がないだけで、経理になってしばらくしてから効力を発揮してきます

簿記2級の効果は下記のような点です。

  • 簿記の知識があれば実務を理解するのが早い
  • 勉強習慣があるため新しいことをすぐ吸収できる
  • 簿記なし実務経験者は多いためごぼう抜きが可能 
だーどん

私がこれを実感したのは、経理になって半年くらい経ってからです。
このときに簿記2級を取得しといて良かったとしみじみ感じました。

ひとつずつ解説していきます。

簿記の知識があれば実務を理解するのが早い

実務と資格にはギャップがあります。

ただし、ギャップがあるだけで根底は同じです。
そこに気がつくのに時間がかかるのです。

簿記の知識あれば、実務を理解するのは格段に早いです。

実務は多岐に渡り、覚えることが山ほどあります。
覚えたそばから新しいことが増え続けるので、とりあえずやり方だけ覚えて理解は後回しになります。

入社してすぐの頃は【この仕訳がなんなのか?】
よく分かってないがとりあえず前任者と同じことをしとけばいいかで業務をこなします。
そうしないと時間だけが過ぎてしまって業務が終わらないからです。

その後、何回こなすごとに、徐々に業務にも慣れてきます。
そしてようやく自分がなにをやっているのか、理解する段階に入ります。

これが大体半年後くらいです。

この段階入る頃に、やっと簿記2級の知識が活躍します。

だーどん

あっこの業務ってもしかして簿記で勉強したあれかな?
この科目ってただの売掛金かな?

と脳内で点々とした知識が、線で繋がり始め、業務を理解しだします。

この時に、点と線の繋ぎ目の役割を果たしてくれるのが簿記です。

この辺りから簿記2級持ちと簿記なしの差がはっきりと表れてきます。

業務理解のスピードが違います。

「簿記2級は決して無駄じゃなかった!」


と感じますよ!

勉強習慣があるため新しいことをすぐ吸収できる

簿記2級は結構難しいです。

ひと昔前より範囲も広がり、最近は難易度がますます上がってます。
合格するにはそれなりに勉強しないといけません。
働きながら勉強するとなるとさらに大変です。

そんな苦労して簿記2級を取得すると、自然と勉強する習慣も身についています。

この勉強習慣が身についていることは、経理になってからもかなり役立ちます。

経理は日々勉強です。

会計基準は年々変わるため、経理でいる限り勉強は切っても切れません。
また未経験で入社したときは特に覚えることが多いので、仕事後に復習しないとついていけません。

勉強習慣があると自然と復習もするため、新しく教わったこともどんどん吸収していきます。
また上記に書いたとおり、簿記の知識があるためすぐ理解でき、覚えが早いです。

新しい業務⇨復習の習慣⇨簿記の知識⇨業務がすぐ理解できる⇨覚えが早い⇨次の新しい業務

このサイクルが出来上がるので、未経験から入社してもすぐに実務経験者に追いつけます。

それが次に繋がります。

【おすすめ復習術】
入社してすぐ月次をやったため、私の頭はすぐにパンクした経験があります。
ではどう解消したか?それは帰りの電車で今日覚えた業務をひたすらスマホにメモすることです。
疲れていてもその日にメモすることがポイントです。
試しにやってみてください。頭がクリアになるのと、いつでも見返せるので安心感も得られますよ。

簿記なし実務経験者は多いためごぼう抜きが可能

  • 新卒で配属され経理になった方
  • 異動でたまたま経理になった方

など、実務経験者の方は最初からやりたくて経理になった方はそこまで多くありません。
たまたま経理になったから経理を続けているパターンですね。


だーどん

本当うらやましい限りです。
経理に配属されてるあなた!めっちゃラッキーですよ!

そうすると会計に興味がない方も多く、簿記を持っていない実務経験者はけっこういたりします。


簿記がなくても経理実務はできるため、改めて簿記を取得しようとする方は少ない印象です。

もちろん全員が全員そうではありません。
簿記1級保持者、会計士、税理士など上には上がいることだけはお伝えしときます!

未経験から経理を目指す方は経理になりたくて仕方ありません。
世の中いろんな職がある中で、あえて経理を選ぶのですから当然です。
経理でもないのに働きながらの簿記2級まで取得しちゃうのですから。

そんなやる気MAXの未経験者が経理になった場合、やる気なし実務経験者は一瞬で抜き去ります。

ごぼう抜き状態です。

元々簿記の知識はすでにあるので、経験がプラスされれば無双できるのは当然です。

簿記2級があれば、経理になってから部署内でも活躍できますよ!

まとめ:簿記2級を持っていて損なことはない

今回は簿記2級が実務で役に立つのかについて、下記を解説していきました。

  • 簿記2級=経理実務ができるわけではない
  • 経理になれた後、しばらくして効力を発揮する


資格は役に立たない、意味がないという方も多いです。
確かに持ってるだけで、活かさなければ直接的な実利はありません。

ですが、

持ってるか、持ってないかだけで考えれば、

ないよりある方が間違いなく有利です!

簿記2級は難しくなってるとはいえ、本気で勉強すれば半年以内に取得できます。

コスパ最強資格の呼び声が高いです。

未経験のときには経理になるのを助けてくれますし、経理になれた後も実務の理解に役立ちます。

そして実務経験を積めば

【簿記2級+実務経験者】

になり、その後のキャリアアップにも繋がります。

経理になりたい方!簿記2級は持っていて損なことはないですよ!

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