【経理転職への本気を示す】転職エージェント面談での注意点を解説

こんにちは！だーどんです(@don1105don)
30代、転職3回目のときに未経験から経理へ転職しました。

この考えは完全にNGです。

転職は転職エージェントとの面談からすでに始まってます。
よく勘違いしている人も多いのですが、転職エージェントは人生相談する場ではありません。

転職のサポートをお願いするところです。

何も準備しないで面談する場合、希望通りの求人を紹介してもらえない可能性があります。
未経験可の経理求人を紹介してもらうためには、面談から経理になりたい本気の意思を伝えてください。

今回は転職エージェントに登録後、面談時の注意点をお伝えいたします。

面談前にこの記事を読んでいただき、準備万全な状態で面談に臨んでください。

転職エージェントはボランティアではなく営業

転職エージェントはボランティアではなく営業です。
営業は売上を上げなければなりません。
転職エージェントの営業は、

売上を上げる＝求職者を内定させる

になります。

そう考えたとき、求職者が転職しやすいのは経験のある現職に近い職種です。
求職者が特に希望職種がなければ、そういった転職しやすい求人を紹介されます。

転職しやすい求人は、給与も高いなど今よりも条件がいい求人が多いです。
魅力的に見えるので、経理に転職したい気持ちがいつの間にか変わってしまうこともあります。
ただし、これが絶対にダメとも思いません。
面談でカウンセリングした結果、経理よりも今の職種の方が合っているため紹介したという可能性もあります。

ダメなのは、自分では考えずに流されるままに流されることです。
そういった受身では転職活動は失敗に終わります。
エージェントからのアドバイスを聞きつつ、自らも考えに考えることで転職は成功します。

考えた結果、それでも「経理へ転職したい！」と覚悟を決めたなら経理以外の求人には目を向けずに、面談から本気で経理になりたい意思をエージェントに伝えてください。

こちらが本気にならなければ、エージェントも本気のサポートはしてくれないと認識しておきましょう。

エージェントに経理になりたい本気を伝える方法

ではどうやってエージェントに本気度を伝えるか。

口だけではダメで、行動も伴ってなければ伝わりません。

私が実践したことは以下の２つです。

詳しくお伝えしていきます。

具体的な行動で意欲を示す

まずは具体的な行動で目に見える形の意欲を伝えます。
それがこの２つです。

・簿記2級の取得（最低でも勉強中）
・職務経歴書は事前に必ず提出する

いくら口だけで経理にないたいと伝えても、行動が伴ってなければ説得力はゼロです。
エージェントからは【やる気がない人】の分類に入ってしまうでしょう。
事前準備は大切ですよ。

簿記2級

経理でもないのに、働きながら簿記2級を取得したことは本気度が十分に伝わります。
また簿記2級があれば紹介できる求人が増えるため、エージェントの見方も変わってきます。
見込み客になるようなイメージです。

職務経歴書

職務経歴書については、面談前に提出を求められます。

と伝えられることもありますが、必ず事前に提出してください。必ずです。

職務経歴書は求職者を知る重要な資料です。
職務経歴書を見て、エージェントも事前に何を伝えるか、どのような求人を紹介するべきか考えてます。
職務経歴書がないとそれらの準備のしようがありません。
またエージェントによっては、

と面談前から評価が下がる可能性もあります。
必ず職務経歴書は事前に提出しましょう。

ちなみに現時点で完璧に作る必要はありませんよ。
転職エージェントからもらえるテンプレートに沿って、見本を参考にして大体で作成すれば大丈夫です。
あとでどのみちエージェントに添削を依頼しますので。

面談で経理になりたい意思を伝える

具体的証明である【簿記2級】と【職務経歴書】を引っ提げて、あとは面談時にハッキリと経理になりたい意思を伝えます。

面談で伝えるべきことは以下の3つです。

シンプルにいうと経理への転職理由を用意することです。

私の例をお伝えしますと、

1. 将来の不安から専門職でキャリアを築いていきたいと考える
2. 働きながら簿記2級を取得
3. 会計の魅力に惹かれ経理になりたい意思を持つ
4. 簿記2級取得後、現職で経理への異動を示す
5. その間簿記１級も勉強開始※受かってません
6. １年経っても叶わず、経理への転職を決意

こんな風な時系列で「なぜ経理になりたいのか？」をエージェントに本気で伝えました。
また現職では経理になれないことも伝え、手段が転職しかないことも訴えます。

そして経理以外への転職は一切興味がないことも伝え、実際求人を紹介されても応募もしませんでした。

最初にお伝えしましたが、エージェントからの本気のサポートを得るには、まずこちらが本気を示す必要があります。

なんて受身では経理への転職は成功しません。
未経験から経理への転職は、転職エージェントからのサポートが必須です。

本気のサポートを得るために、準備をしっかりして面談に臨みましょう。

本気を示しても伝わらなかったとき

しっかりと準備して面談に臨んだ。
面談でも伝えたいことはすべて伝えた。

それでも本気のサポートを得られないことは残念ながらあります。
転職エージェントは企業ではなく、最終的にはエージェントとの相性がすべてです。
こちらが本気になっても、本気のサポートが得られないときは潔くあきらめて次の行動をおすすめします。

我慢してもいいことはないので、合わないなと感じたらすぐに行動に移しましょう。
転職エージェントは利用してやるくらいの気持ちが丁度いいですよ。
遠慮しても損するだけですので。

まとめ：面談は事前準備万全にして臨もう

今回は転職エージェント面談での注意点を解説してきました。
転職エージェントは無料で手軽に利用できる分、特に準備しないで面談に臨む人が多いです。

今すぐに転職を考えてない人や、同じ職種での転職を希望する人はそれでもいいかもしれません。
考える時間もあるし、転職のしやすさが違いますからね。

【未経験から経理への転職】はそれとは別次元です。

普通にやっても転職は成功しません。
それほど未経験から経理への転職は難しいです。
転職エージェント側からしたら、サポート難易度MAX案件です。

面談から転職活動は始まってます。
準備を万全にして、転職エージェントに経理になりたい本気を示しましょう。
そして本気のサポートを転職エージェントから獲得してください。