こんにちは!だーどんです(@don1105don)
30代、転職3回目のときに未経験から経理へ転職しました。
このブログは未経験から経理を目指してる方に対して、
33歳から未経験経理マンになれた私の経験をもとに、少しでもお役に立てる情報を発信しております。
2019年に経理になってから約3年。
その後、同じ境遇の方に少しでも有益な情報になればとTwitterで発信を開始しました。
有難いことに、今ではフォロワー5,000人以上になり、DMでの質問もたくさんいただいております。
今回の内容は質問をいただく中でもっとも多かった、
簿記を取得してから転職活動をするべきでしょうか?
にお答えします。
これ非常に分かります。
私も当時まったく同じ悩みを抱えておりました。
あまりにも同じ質問をいただくので、「これなにか指標があったほうがいいかな?」と考え、
未経験から経理を目指す【資格+年齢別】転職ロードマップを作成しツイートしてみました。
分かりやすさを重視して作成したところ、多くの反響をいただくことができました!
今回のはこのツイートより詳細に説明していきます。
この記事を読んでいただければ、転職開始時期の目安が分かりますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
【プロフィール】
- 30代未経験から経理へ転職
- 大企業の経理4年目
- ブログ/Twitterで経理転職について発信
- Twitter:フォロワー数約5,000人
- 資格:簿記2級
(Twitterはこちら@don1105don)
全年齢対象:未経験から経理を目指すならまず簿記2級を取れ!
まず全年齢を対象にした転職開始時期の理想の流れは
簿記2級の取得後⇨転職活動開始
になります。
なぜ簿記2級が必要なのかというと
- 求人の多くは応募資格に簿記2級を必須にしている
- 未経験から経理を目指していることへの説得力が増す
のためです。
個別に説明していきます。
1.求人の多くは応募資格に簿記2級を必須にしている
これは求人を調べてくうちに自然と分かってきます。
「あっこの求人いいな!」と思うと基本的に簿記2級必須です。
いい求人には応募者も殺到するので、資格で線引きするのは当たり前ですね。
簿記2級があればまずスタート地点には立てるので、応募できる求人の幅が広がります。まず持っていて損はないです。
2.未経験から経理を目指していることへの説得力が増す
これは面接のときに効力を発揮します。
未経験から経理に目指すということは、会計に興味を持っていることが大前提です。
面接する上司になる方は当たり前にそう思ってます。
そして未経験の方を採用するには、さらに上の役員への報告時に何かしらの決め手となる説得材料が必要です。
その最低条件をクリアするのが簿記2級です。言わばやる気の証明です。
未経験で簿記2級を所持している方がこう伝えてきたらどうですか?
「未経験から経理になりたくて働きながら簿記2級を取得しました!勉強するうちに会計の面白さに魅了され、会計に仕事として携われる経理により一層興味を持ち、今回未経験ながら応募させていただきました。」
けっこう説得力がありませんか?
逆に未経験から経理になりたいのに簿記を持ってないと???が浮かぶと思いませんか?
私も経理になって採用側を経験しましたが、応募者が簿記あるだけで「簿記持ってればとりあえずは大丈夫か」的な空気になります。
簿記2級はなくてもせめて3級はないと面接は通過できません。
転職活動前にまずは簿記を取得することをおすすめします!
ただし、ここまで簿記2級必須とお伝えしてきましたが、転職において 簿記2級よりもさらに強い資格が存在します。
それが【若さ】です。
現在の年齢によって転職の動き方が大きく変わってきます。
それがこの【資格+年齢別】転職ロードマップで伝えたかったことです。
ここからは、
- 20代前半〜25歳
- 20代後半
- 30代以降
の3段階で年齢別順に説明していきます。
あくまで簿記2級取得後がベストです!ただどうしても勉強が苦手。時間がない。そんな簿記2級が難しい+若さがある方への戦略になります。
20代前半〜25歳の場合はなによりも【若さ】で勝負
この枠に入る方は、
簿記勉強中 ⇨ 転職活動開始
になります。
ここの方の攻め方は
若さ!一択!!
20代前半〜25歳となると新卒で働いてすぐ、あるいは働き出して数年の方が多く、第二新卒の枠にも当てはまりますね。
この年齢の強みは資格だの経験だのよりなによりも【若さ】です。
というか経理というより転職すべてにおいて1番強いのが若いこと。
若ければ覚えも早いし、前職の変な凝り固まった思考もなし、そしてこれから十分に育てられる期間がある。
採用側にとって若いことはメリットしかありません。
しかも働いて3年ほどの経験があれば、最低限のビジネスマナーはすでに身についているので、新卒とも差別化が図れます。
若さにはメリットしかありません!
若いに越したことはないので転職する!と決めてる方はすぐにでも行動することをおすすめします。
簿記は勉強中です!でとりあえずはOKです。もちろんあればなお良し!鬼金棒です。
短期離職だけは避けよう・・・
若い方にひとつだけ注意点としてお伝えしたいことがあります。
それは入社して3年未満で辞めてしまう、いわゆる短期離職はできるだけ避けることです。
短期離職はどんな理由であれプラスになることはありません。
その理由としては
- またすぐ辞めてしまうのではないか?
- なにか問題がある人なのか?
と採用側は少なからず思ってしまうからです。
本当にやむを得ない事情や、病気になるくらい嫌で嫌で仕方がない方以外はもう少し働きながら転職準備をしてきましょう。
私自身、新卒で働いた会社を半年も経たずに辞めた経験があります。
理由はやむを得ない事情に入るのですが、転職するたびに毎回必ず聞かれました。
それだけ短期離職は採用側から見たら目につきますし、デメリットしかないのです。
転職のたびに苦労したな・・・
まだまだ焦る年齢ではありません。
私が経理になったのは33歳です。それでも十分にやっていけてます。
今の環境で学べるだけ学んでから動いても大丈夫ですよ。
20代後半は【若さ+簿記+経験値】で勝負
続いて、20代後半
この枠に入る方は
簿記勉強中or簿記3級取得後 ⇨ 転職活動開始
になります。
ここの方の攻め方は
若さ+簿記+経験値(前職までの)
ここに当てはまる方は正直1番タイミングが難しいです。
なぜなら20代後半ともなると、社会人経験をある程度積み、個々で持っている経験や能力に差があるからです。
経理未経験というのは同じでも、それぞれのバックグラウンドによって職務経歴書、面接でのアピール方法が変わってきます。
20代後半はまだまだ若い!
ただこの枠の方に共通して言えるのはまだまだ【若い】ということです。
29歳と30歳だと少ししか違わないのに相手からの印象はだいぶ違います。
基本は20代前半〜25歳の方とお伝えしたいことは同じです。
簿記も勉強中です!でもまかり通ることもあります。
ですが、ここの年代くらいから大手や優良中小の求人には、経理実務経験者も同じ土俵に上がってくることが多いです。
より条件がいい会社に行きたいという方は、最低でも簿記3級を持ってることが望ましいでしょう。
30代以降簿記2級は必須!そしてある程度妥協する覚悟も必要…
最後に30代以降
この枠に入る方は
簿記2級取得後⇨ 転職活動開始
になります。
ここの方の攻め方は
簿記2級+経験値(前職までの)+ある程度の妥協
30代からはもう若さは通用しません。
経理だけでなく、ここから未経験の職種に転職するのはかなりハードルは高いです。
その中でも実務経験者が圧倒的に有利な世界の経理は、転職難易度MAXです。
これから目指す方はまずそこは覚悟してください。
本当に本当に大変だった
まず簿記2級の取得
簿記2級は必須です!あったほうがいいではなく必須です!
理由は以下の2点になります。
- 30代未経験から経理へを目指してるのに、簿記すら持ってないのは何を言っても説得力がゼロ
- 簿記なし実務経験者に勝つには、簿記あり未経験者になるしかない
簿記2級を持って、簿記なし実務経験者とようやく、いやぎりぎり戦える立場になった状態です。
簿記2級は必ず取得しましょう。
今までの経験を経理につなげる
30代にもなると社会人経験は豊富です。
経理の経験はなくても、経理に活かせることは何かしらあります。
例えば
- 「売上」「予算」「在庫管理」など数字を扱った経験
- 「他部署」「取引先」との折衝経験
- マネジメント経験
などです。
これはあくまで一部ですので、まずは自分の経験を棚卸しして整理しながら、経理に結びつけるのがおすすめです。
私は営業経験+在庫管理でつなげました
最後はある程度妥協することも視野に入れる
転職活動を始めると嫌でも分かることですが、まず書類で落ちまくります。
面接でアピールする場すら与えて貰えません。
そして求人数も少ないです。
経理未経験者が何よりも重視することは、実務経験者になることです。
特にこの枠の30代以降の方はそれが早ければ早い方がいいです。
経験者にさえなってしまえば、その後はかなり有利になります。
- 給与がいい
- 休みが多い
- この業界に行きたい
など希望条件は誰しもありますが、
最低限ここだけは譲れないもの
以外は妥協してできる限り応募して、数で勝負することが得策です。
私の場合、土日休みだけは譲りませんでした
行きたい会社は実務経験者になってから目指しましょう!
ステップアップ転職ができるのも、経理の魅力のひとつです。
とにもかくにも30代以降の方は実務経験者になるのがすべてです。
まとめ:未経験から経理へのハードルは高い。ただなれてしまえばこっちのもの
今回まだまだ荒削りですが、転職ロードマップとして初めて記事にしてみました。
なにからすればいいのか迷ってる方の指標になれば嬉しいです。
未経験から経理への転職は考えてるよりもかなーり大変です。
実務経験者が圧倒的に有利な世界。
ただ逆の視点で考えれば、実務経験者になれてしまえばその立場に立てるわけです。
まずはどうにかして実務経験を積みましょう。
今後このブログでもどんどん発信していきます!
経理への道を切り開きましょう!ではまた!
未経験から経理を目指す実践的なSTEPはこちらです。
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